大田クリニック整形外科

〒730-0043
広島県広島市中区富士見町4-27
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続くひざの痛み、
困っていませんか?

大田クリニック整形外科の
再生医療 PRP療法について

当院における再生医療

指や手を切ってしまったとき、傷が塞がりカサブタが出来て、やがて元通りに治ったご経験があると思います。実は、この一連の治癒過程には、血液の中に含まれる“血小板”が重要な役割を果たしています。
打撲や捻挫でも、皮膚を切った時と同じように、血小板から傷んだ組織の修復を促進する物質(成長因子)が供給され、傷んだ組織を元通りに直そうとする自己治癒機転が働いています。PRP療法は、この“自分で自分を治す力(自己治癒力)”をサポートする治療法です。
当院においては、PRP(多血小板血漿)療法およびPFC-FD(PRP-FD)療法の2種類をおこなっております。

2種類の療法について

PRP療法

PRPとは、患者さんご自身の血液から血小板を多く含む部分を抽出したものをいいます。血小板には出血を止める作用があることが知られていますが、近年の研究で、傷ついた血管や皮膚の修複には血小板に含まれる「成長因子」が大きく関わっていることがわかりました。

この「成長因子」を傷ついた関節や腱に注射することで、人間本来の自己治癒力をサポートすることが期待できます。メジャーリーガーなどのスポーツ選手などもこの治療が広がっており、手術によらない「再生医療」として、注目を集めています。

PFC-FD療法

当院で行うPFC-FD(PRP-FD)療法は、PRP療法をさらに進化させたものを使用します。一般的なPRPから特許技術を用いて血小板を多く含む成分をさらに濃縮、抽出した上で、フリーズドライ化し安定させたものを用います。この技術を用いた場合、同じ血液から、一般的なPRPの約2倍の成長因子を含む成分を取り出すことができます。

当院で使用するPFC-FD(PRP-FD)は、「再生医療等安全性確保法」のもと、厚生労働省関東信越厚生局より特定細胞加工物製造許可を受けた機関により製造、加工されたものです。徹底的な安全管理の下で血液の加工を行っています。

再生療法が適用になる疾患

1. 変形性関節症

  • 何度もヒアルロン酸を打ったけど痛みが止まらない方
  • 人工関節にするほどじゃないけれどいつも注射を打ってる方
  • いつも膝に水が溜まってる方

上記の症状の方にお勧めです。とにかく痛みや、重い感じが取れると言われます。
なかなか改善しないひざの痛みで日常活動が制限されると、筋力が衰え、病気の進行は早まってしまいます。症状が進行し、関節の機能が失われると、手術以外では症状を抑えることが難しくなってしまいます。PRP(多血小板血漿)療法は患者様の血液を利用した再生医療です。なかなか改善しない膝の痛みのある患者様の関節の炎症を鎮め、痛みや腫れを抑え、関節破壊の進行をくい止めることが期待されています。

2. スポーツ外傷・障害

多くのPRP療法を行っているのは、スポーツ外傷・障害に対してです。スポーツをする方は、“少しでも早い復帰”を望みます。

そうした要望に応えるため、当院では靭帯損傷、肉離れ、腱炎などに対してPRP療法を行っています。非常に副作用の少ない治療ですので、数ある保存加療のうちの一つの選択肢として、特に既存の治療法への反応が乏しい方への実施をお勧めしています。
ニューヨークヤンキースの田中将大投手や、最近ではエンジェルスの大谷翔平投野手が投与されて手術を回避したと報道され一躍脚光を浴びたのも、このPRP療法となります。
当クリニックでは上記2選手の行ったものとほぼ同様の治療ができます。

PRP療法のポイント

  • ご自身の血液から抽出するため、感染症やアレルギー反応が起こりにくい
  • 手術と比べて身体への負担が少なく、痕が残りにくい
  • 実施後から、普段の生活に制限が少ない
  • 通院だけで実施できる
  • 効果に個人差がある
  • 効果が現れるまでの期間や効果が続く期間にも個人差がある
  • 実施後の数日間、痛みや腫れ・熱感・発赤などを伴うことがある
    (上記の症状は一過性で数日かかる場合もありますが徐々に改善していきます。 症状の軽減には患部を冷やすこと(アイシング)が有効です。)

お体の状態によっては
PRP療法を実施できない場合があります。
心当たりのある項目をチェックしてみましょう。

  • がんと診断を受けたことがある
  • 抗がん剤、生物学的製剤または免疫抑制剤を使用している
  • 患部に細菌感染を伴っている
  • 心疾患、肺疾患、肝疾患、腎疾患、出血傾向、血液疾患、コントロール不良な糖尿病および高血圧症等を有する
  • 薬剤過敏症の既往歴がある
  • 血液感染症を患っている
  • 血液検査の結果、血小板数の異常がある
  • ステロイド剤を服用している

上記のいずれかに当てはまる場合はお申し出ください。

治療の流れと費用

診察してPRP療法の適応に可能性があるかどうかを検討します。

• PRP療法の場合 • PFC-FD療法の場合
▼ 1回目のご来院(保険診療) ▼ 1回目のご来院(保険診療)
診察してPRP療法の適応に可能性があるかどうかを検討します。 診察してPFC-FD療法の適応に可能性があるかどうかを検討します。
▼ 2回目のご来院(自費診療) ▼ 2回目のご来院(自費診療)
  • 同意書をお渡しします。
    (PRP療法の長所・短所を十分ご理解いただいたうえで実施を希望されたときに、同意書にご署名いただきます。)
  • PRP療法実施日を決定します。
  • 実施前の血液感染症検査、身体機能測定を行います。
    (17,600円)
  • 同意書をお渡しします。
    (PFC-FD療法の長所・短所を十分ご理解いただいたうえで実施を希望されたときに、同意書にご署名いただきます。)
  • PFC-FD療法実施日を決定します。
  • 実施前の血液感染症検査、身体機能測定、PFC-FDの作成を行います。(20,000円)
▼ 3回目のご来院(自費診療) ▼ 3回目のご来院(自費診療):約3週間後
感染症検査で問題がなければPRP療法を実施します。
関節内
47,400円
関節外(筋・腱内)
17,400円
感染症検査で問題がなければPFC-FD療法を実施します。
(140,000円)
▼ 4回目のご来院(自費診療):PRP療法実施から1か月後 ▼ 4回目のご来院(自費診療):PFC-FD療法実施から2か月後
実施した部位の状態を診察します。2回目のPRP療法を検討します。
関節内
20,000円
関節外(筋・腱内)/反対側
5,000円
実施した部位の状態を診察します。
▼ 5回目以降のご来院(自費診療):PRP療法実施から2か月後  
実施後の経過を診察します。
3回目のPRP療法を検討します(20,000円)
 
▼ 6回目以降のご来院(自費診療):PRP療法実施から3か月後  
実施した部位の状態を診察します。  

治療の流れと費用 

診察してPRP療法の適応に可能性があるかどうかを検討します。

• PRP療法の場合
▼ 1回目のご来院(保険診療)
診察してPRP療法の適応に可能性があるかどうかを検討します。
▼ 2回目のご来院(自費診療)
  • 同意書をお渡しします。
    (PRP療法の長所・短所を十分ご理解いただいたうえで実施を希望されたときに、同意書にご署名いただきます。)
  • PRP療法実施日を決定します。
  • 実施前の血液感染症検査、身体機能測定を行います。
    (17,600円)
▼ 3回目のご来院(自費診療)
感染症検査で問題がなければPRP療法を実施します。
関節内
47,400円
関節外(筋・腱内)
17,400円
▼ 4回目のご来院(自費診療):PRP療法実施から1か月後
実施した部位の状態を診察します。2回目のPRP療法を検討します。
関節内
20,000円
関節外(筋・腱内)/反対側
5,000円
▼ 5回目以降のご来院(自費診療):PRP療法実施から2か月後
実施後の経過を診察します。
3回目のPRP療法を検討します(20,000円)
▼ 6回目以降のご来院(自費診療):PRP療法実施から3か月後
実施した部位の状態を診察します。
• PFC-FD療法の場合
▼ 1回目のご来院(保険診療)
診察してPFC-FD療法の適応に可能性があるかどうかを検討します。
▼ 2回目のご来院(自費診療)
  • 同意書をお渡しします。
    (PFC-FD療法の長所・短所を十分ご理解いただいたうえで実施を希望されたときに、同意書にご署名いただきます。)
  • PFC-FD療法実施日を決定します。
  • 実施前の血液感染症検査、身体機能測定、PFC-FDの作成を行います。(20,000円)
▼ 3回目のご来院(自費診療):約3週間後
感染症検査で問題がなければPFC-FD療法を実施します。
(140,000円)
▼ 4回目のご来院(自費診療):PFC-FD療法実施から2か月後
実施した部位の状態を診察します。

その他の注意事項 

• 中止が必要なお薬

普段飲んでいるお薬によっては血液中に残っている成分がPRP療法の効果を低下させる可能性があります。お薬によっては服薬を一時的に中断する、休薬を推奨させていただく場合がございます。その場合は医師がご説明します。

• 成分を抽出できない可能性

採取した血液の状態によっては、成分を抽出できない可能性があり、再度採血が必要となる場合も考えられます。

• 使用器材の汚染や破損

PRP療法に必要な設備は法定基準をクリアしています。厳格な基準を設け、専門スタッフが血液や器材を清潔に取り扱う体制を確保しています。しかしながら、機器の予期せぬ不具合等により、汚染や破損が発生し、実施が延期・中止される場合も考えられます。

• 穿刺部の感染について

針を刺した箇所に出血や感染の可能性があります。ただし、出血や感染の危険性は、PRP療法に限らず、注射針を刺す医療行為全般に共通するリスクです。

• リハビリテーションについて

PRP療法実施部位のリハビリテーションは、血液感染症検査日から、最長で6ヶ月間の定期診察終了まで、保険適用外(自費診療)となる場合があります。そのため、当院ではリハビリテーションを希望される患者様に向けて、オプション制(保険適用外(自費診療))にて提供しております。ご希望の場合には、主治医にご相談ください。

よくある質問

ACP PRP療法による痛みの改善効果はどのくらい続きますか?
欧米の臨床試験では3回の治療で1年程度痛みの改善が持続されたことが報告されています。
ACP PRP療法は安全ですか?
患者様自身の血液を利用しており、負担の少ない治療です。
ACP PRPは炎症に関連する成分を少なく調整しているため、炎症反応は比較的穏やかです。
効果はいつから現れますか?
個人差はありますが、多くの患者様は注射後1週間~2週間程度で効果が実感されます。
治療後は普段通り過ごしてよいのでしょうか?
治療後も日常的な活動が可能です。
ただし、治療後24時間は治療した関節を使った活発な活動は控えていただくことが推奨されています。
治療に年齢制限はありますか?
基本的に制限はありません。
身体への負担が少ない治療なので、若年者~高齢者まで年齢に関わりなく治療を受けることができます。
ただし、重症の患者様の場合は手術が適している場合がありますので、主治医とよく相談することが大切です。

より詳しい情報はこちらに掲載しています。

個人情報保護について

PRP療法の実施には同意書の記入が必須です。

PRP療法を受けることについて同意した場合でも、実施前であれば、いつでも同意を撤回することができます。

〈 注意 〉

•PRP療法実施前の血液感染症検査費用など、既に発生している費用については、検査結果などによってPRP療法が実施できない場合でも返金はいたしませんので、予めご了承ください。
•PRP療法実施日に自己血液採血の準備にとりかかる過程APSキット、GPSⅢキットまたはMycellsキットを開封いたします。この段階で、医療材料費用が発生します。開封後の同意撤回の場合、医療材料費用の返金はいたしませんので、予めご了承ください。
•PRP療法実施後は、いかなる場合も(全く効果が感じられない場合も)、返金はいたしませんので、予めご了承ください。

PRP療法を行う際に得た個人情報は、当院が定める「再生医療等に関する個人情報取扱実施規程」に従い
適切に管理・保護いたします。